建学の精神



本学は、仏教、とくに禅の教えにもとづいて、円満な人格の形成と人類社会に対する感謝・報恩の実践をもって建学の精神としています。この精神を、本学の創設に深くかかわられた中根環堂先生は、

大覚円成 報恩行持

の二句八字をもって示されました。これを分かりやすく表現すれば、

感謝を忘れず真人(ひと)となる

あるいは、

感謝のこころ育んでいのち輝く人となる

となります。

人類は、みずからの「知」によって優れた技術を生み出し、物質的繁栄をもたらしました。しかし、その一方で、他者に対する思いやりの心や、広く社会のために尽くそうとする高邁な精神を見失いがちになりました。さらに、現在は、自然破壊を進めるなどのことによって、地球そのものの存続すら縣念されるほどになっています。
私たちは、この点を深く反省して、人として生をうけたことに感謝し、自然との「共生」と相互の「共成」に努めなければなりません。

本学で学ぶ皆さんが、優れた知恵と豊かな心を具える人間として、明るい未来の創造に貢献できる存在へと成長していってくれることを、心から期待します。

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